一日二食第二弾。やぱり少食を勧めるわけ

先日書いた記事、一日二食、朝食抜きが良いと言うウワサ、はもうお読みいただけましたか?読んでいない方は、まずこちらを読んでから本日の記事をお読みください。その後、朝食抜きを始めた方いらっしゃいますか?私は、あの記事を書いた後、他にも何冊か「食べない」健康法系の本を読んだ結果、朝食抜き再開いたしました。今日は、先日の記事へのフォローアップとなります。

まず、朝食抜き生活を始めるにあたって、お腹がすいたらもう我慢なんてできない!きっとみなさんそう思われることでしょう。が、この考え方をすれば我慢が全く苦じゃなくなるはずです。

追記その1: お腹がすいたらこう考えましょう。

飽食の時代の我々の体の中、お腹がいっぱいなれば、それはつまり、体の中で働いている様々な細胞もお腹がいっぱいなわけです。つまり、外敵から我々を守ってくれる免疫細胞も常にお腹いっぱいなわけで、外敵が侵入しても食べてくれない。逆に、お腹がすいていれば免疫細胞もお腹が空いているので、外部から異物が侵入すればガンガン食べてくれるのです。というわけで、お腹が空いている=免疫が上がって病気を防ぐ。と考えれば、この空腹も意外と心地よいものに感じられるはず。

追記其の2: どうしても我慢できなければ。

お腹が空くっていうのは、実際にお腹が空いているというよりも、血糖値の低下が脳にお腹すいた信号を送ることからはじまるそう。なので、血糖値をあげれば空腹は意外とすぐになくなる。お腹が空いて我慢が出来なくなったら、飴やチョコレートなどを1-2個口に放り込んで血糖値を上げればけっこうやり過ごせます。


追記その3:おけつ
オケツといっても、悪い血と書いて悪血です。漢方の概念のひとつですが、簡単に説明します。我々の体を流れる血液は、食べ物などから吸収された様々な栄養素や老廃物を運びます。が、その血液が不健康な食生活で老廃物だらけになって汚れると、治癒力や免疫はどんどん下がるわけです。血が汚れてくると、体は本格的な病気になる前に様々な信号を送ります。いわゆる、未病のサイン。肩こり、めまい、動悸の他、赤ら顔や皮膚病も血が汚れているサイン。東洋医学では万病の原因が血液の汚れからくるとも言われており、悪血の原因の一つがまさに食べ過ぎ。なんだそうです。

追記その4:水分の取りすぎ
ダイエットには一日3リットルの水を飲め!なんて、一度は誰もが試してみようと思ったことがあるんじゃないでしょうか。西洋医学では血液をさらさらにしてくれて、ダイエットにも最適な水。ですが、東洋医学では、十分に排泄できない人が、余計な水分を摂取することはつまり、体を冷やすことで、体が冷えると血液が汚れる。だいたい、どんな健康本も医者も、意識して水を飲め、と言う指導の方が多い中、ちょっとびっくりする話です。が、東洋医学では、水分の取りすぎを「水毒」と呼び、冷え、頭痛、アトピー、むくみ、疲れは、水分の取りすぎが原因と考えられています。運動もせず、十分な排泄が出来ていない人は、今言われているほど水分を取る必要はないんだそうですよ。出してから入れる。これが東洋医学の基本なんですって。

免疫免疫と言いましたが、これも免疫力を上げすぎれば、本来無害なはずの菌や食べ物にまで反応しだして、例えば蕎麦アレルギーになったり、アトピーになってしまいます。結局、全てにおいて大切なのはバランスで、程よい免疫力と、病気になったり、怪我をしたら自らを癒す力である自然治癒力を同時に高めることが大切なのではないでしょうか。そのためには、体が最もその力を発揮しやすい状態へ持っていくことが重要で、それには、やはり、日々の食生活の見直しがとても大切なんです。

今まで信じてきた様々な常識が、実は単に、売り上げを伸ばしたいメーカーの戦略で嘘っぱちだったりするかもしれないわけで、ま、そのあたりを判断するのは自分次第になるとは思いますが、なにはともあれ、やっぱり健康第一。自分の体を変えるのも変えないのも自分次第。激しい運動をした後、オレンジジュースが美味しくて仕方ない。そんな経験ありませんか?激しい運動で消費されたビタミンCを体が求めているから。日々、体の声を聞いてあげれば、体にとって必要なものって意外と単純にわかりますよ。