ひと昔前は、飛行機に乗ると、機内安全についての説明はスチュワーデスがじっさいに目の前でパントマイムを繰り広げてくれたものですが、最近ではほとんどの航空会社が、ビデオを流すようになっていますね。
とても大切な内容ではありますが、必死になって見ようと思うような内容ではないのがほとんどな、機内安全の説明ビデオ。この機内ビデオをなんとしてでも乗客に見てもらおうという情熱を感じるのが、ニュージーランド航空のビデオシリーズ。
米国スポーツ・イラストレイテッド誌の水着特集50 周年を記念してコラボレート、カリスマモデルがビキニを着て登場するSafety in Paradise「パラダイス」編や
ハリウッド・エクササイズの教祖、リチャード・シモンズを迎えたエアロビクス風の安全ビデオも最高におかしい。タバコを蹴飛ばしているピンクのショートパンツの男性が実はニュージーランド航空のCEO 。ぜひ探してみてください
そして今回ご紹介するのが、こちら「サーフィン!サーフィン!サーフィン!」編。とにかく登場するサーファーが豪華。ガブリエル・メディナ、ミック・ファニング、レアード・ハミルトン、アラナ・ブランチャードといったトップサーファーの中に、日本からは大野修聖プロが起用されました。
米国のマリブ、オーストラリアのゴールドコースト、そしてニュージーランドのラグランとピハにて撮影されたこちらのビデオ、うつくしい景色とウィットに富んだ内容で、思わず釘づけになってしまいます。
これから冬をむかえるニュージーランド、南極もすぐそこ!で、なんとなく寒そうなイメージがありますが、じつは一年を通して寒暖の差は、東京よりもはげしくないそう。とくに北島は真冬でも雪がふることはあまりなく、真夏がちょうど今の日本の気候(5月)くらいでとても気持ちがいいということです。フライトも、エコノミーで88000円からとお手頃。波も良いし、人は少ないし、行ったことがある人は、とにかく大自然がすばらしいと話してくれます。
以下、このビデオ出演のためにニュージーランドのピハを訪れた大野プロからのメッセージ。
「ニュージーランドには魅力的な波があり、その文化や独特な雰囲気は他の多くの国々と違ったものだ。ニュージーランド北島の素晴らしいサーフィン・スポットであるピハで、『サーフィン!サーフィン!サーフィン!』編の撮影ができたことは、本当にラッキーだった。日本人観光客の皆さんには、サーフィンをする方もしない方も、ニュージーランドへの旅をお勧めしたい」