
南国サーフトリップのたのしみのひとつといえば、朝最高の波に乗って、おいしいランチでお腹を満たした後、つぎの一ラウンドまでのリラックスタイム。部屋のベランダから太陽に輝く海を眺めながら好きな音楽をかけて、ほどよく湿ったあたたかい風にぼーっとするのが最高のひと時だったりするのです。
その一番好きだといっても過言ではない瞬間に、氣分に合った音楽をかけることも多いのですが、音楽好きならやはりスピーカーにはこだわりたいものです。わたくし、これまで使っていたスピーカーにもわりと満足していたんですが、この度、スピーカーブランドの老舗BANG & OLUFSENから発売されたポータブルスピーカー“Beoplay P2”をご提供いただいたのでレビューを書いてみたいと思います。
1925年に創業したBANG & OLUFSENのカジュアルラインでもあるB&O PLAYシリーズの最小&最軽量Bluetoothスピーカー。いやじつは、最初この製品がBANG & OLUFSENのものだと氣づかないまま電源オンしまして、さっそくお氣に入りのミュージックを再生しましたところ、このサイズと薄さからは想像できない深みと鮮やかさのある音質に感動しまして、後でB&Oの製品だということを知り、なるほどさすがだと思ったのです。
定番で使っていたスピーカーと比べると、低音の重さと高音域の抜ける感じがミックスされて、音に広がりがあるというか、鮮明さがあるというか、なんと説明していいやらわかりませんが、ひとつのスピーカーから出ている音とは思えない音質に大満足。部屋につるして使っていますが、ステレオ?っていうくらいどこにいても同じ音質なのです。専用のアプリをインストールするとイコライザーもついているので好みの音質に変えることもできます。本体を振ったりタップすることで再生、一時停止、曲送りなどもできるんですが、部屋のわりと高いところにぶらさげて聞いているのでこちらはあまり使用していません。
色は定番のブラック、ロイヤルブルー、サンドストーンに加えて発売されたのが今回提供していただいた限定色ティール。深いブルーグリーンはわたしの大大大好きな色で、ますますトリップに持って行きたくなる色なのです。デザインがとにかくシンプルで、電源ボタンがうっすらついているだけ。慣れればわかるんですが、Bluetooth接続や充電など、ボタンがなさすぎて表面の遠慮がちなLEDランプだけで判断しないといけないのがちょっとわかりにくいですが(笑)。操作は基本的にアプリ、または再生している機器から操作のほうが個人的にはやりやすかったです。
わたしは数年前にCDとプレーヤーを一氣に断捨離してしまいまして、家での音楽ももっぱらポータブルスピーカーなのです。最近のポータブルスピーカーはほんとレベルが高くて十分満足いくクオリティなものが多いですが、こちらは音質にかんしてはコスパ高すぎ。そしてデザインがいいのがなにより。今まで使っていたスピーカーは音だけで選んだもので、デザインがまったく氣に入っていなかったので、今後はこちらが完全にメインスピーカーになりそう。
Beoplay P2 Teal
¥19,900 (税込)
http://kanjitsu-boplay.jp