ルーク・ローラン – BasQuing ジャパンツアー2015 2015.5.8 (FRI) – 6.5 (FRI)

スペインとフランスの国境をまたぐバスク地方は、サン・セバスチャン、ビアリッツなどサーファーにとっても特別な場所。そのバスクよりアーティスト、ルーク・ローランが来日、千駄ヶ谷のロープギャラリーにて作品を展示中。

ルークは1955年パリ郊外に生まれ、2才の時に移り住んだバスクに今日まで拠点を置いています。サーファーとしても長い経験があり、フランスにおけるサーフィン史ではファーストジェネレーション。同じ時代に彼のローカルポイント、ゲタリーには、あのミッキー・ドラがサーフィンを楽しんでいたそうです。

exhibition_basquing20151980 年代に彫刻家として活躍していたルークの作品がファッションのメゾンとして有名なクレージュの目に留ります。プロダクトデザイナーとしてスカウトされたルークは、その後15年間クレージュの元で小さなアクセサリーから大きな車のデザインまで手がけました。

5年前にクレージュとの仕事を終え、今は再びアートの作品作りに向き合う日々。1本、1本、彫刻と同じ感覚で作り上げるサーフボードや独創的なニーボード、陶芸に加え、最近パッションを持って制作しているのがペインティングです。『ICE』 『Purple Rain』『Surf Sunset in Winter』などなど。どれも美しいです。

ルークの言葉で言うと作品は「自分の中で直感的にわき上がるインスピレーションそのもの。裸になってそれに従うだけ」。ほとばしるようなピュアな色彩や、流れるようなフォルム。バスクの美しい自然と洗練が生み出した作品の数々をぜひギャラリーでご覧ください。

日程 2015.5.8 (FRI) – 6.5 (FRI)
場所
SLOPE GALLERY [Map] 2-9-1-B1 Sendagaya, Shibuya-ku, Tokyo
Tel : 03-3405-0604
Open : Monday – Friday 13:00〜19:00
Closed : Saturday, Sunday, Holiday

ARITST PROFILE
LUC ROLLAND ルーク・ローラン
1957年、パリ郊外生まれる。2才の時にバスクのビアリッツへ引越、以来バスクに拠点を置く作家で、彫刻を中心とした作品作りはその後、ファッションデザイナーのクレージュの目にも留まり、ルークをプロダクトデザイナーとして活躍させることとなる。