サーフトリップの旅先としても人気のバリ。波のよさはもちろん、優しくて明るいバリニーズたちや、日本人の舌にもあう食事、物価の安さなど、魅力いっぱいではありますが、観光地を旅先に選ぶと、意外と困るのがホテル選び。ネットで調べても、よさそうなホテルがありすぎて、どれでもいいような、ほかにもっと良いホテルがありそうな・・・そんな感じでなかなか決まらないことはありませんか?
というわけで、今回はBeach Pressが巨大な太鼓判を押して、こちら、カユマニス・プライベートヴィラ&スパをご紹介。ウブド、ヌサドゥア、ジンバラン、サヌールのヴィラ ザ.ガンサの4か所にある中、今回ご縁があって、ヌサドゥアとウブドのカユマニスを取材させていただきました。ひとことでいうならば、ここで満足しなかったら、どのホテルに泊まっても満足できない。あらゆる面において、届きすぎなくらいかゆいところに手が届くサービスから感じられるのは、ゲストに心からこのホテルを楽しんでもらおうという思いだけでした。
Kayumanis Nusa Dua
ラグジュアリーというより優雅ということばの方がしっくりくるヌサドゥアのカユマニス。広大な植物庭園のようなリゾートエリアに建つカユマニスヌサドゥアは見渡すかぎりうつくしい緑に囲まれ、カユマニス専用のビーチまでも歩いて数分。敷地内にはプールつきのプライベートヴィラが20棟のみなので、ほんとうに静かなひとときを過ごすことができます。ヴィラは寝室、キッチン、お風呂が独立していて、半露天の解放的なバスルームがきもちいい。
ロマンチックなピアサンレストランでは、イタリアンやインドネシアの創作料理がふるまわれます。ホテルのクラスを考えたら、食事の値段は、サラダ1000円前後、パスタ1500円前後とかなりリーズナブル。
そしてカユマニス・ヌサドゥアでいち押しのサービスがThe Romantic Extravagant Dinner。ビーチを貸し切って、二人だけのロマンチックなディナーを演出してくれます。二人の大切な記念日、ハネムーンはもちろんですが、ここでプロポーズされたらぜったい断れない(笑。
バリの音楽をBGMに、星空を眺めながらのこのスペシャルディナーは、一日一組のみ、360ドル~。スタッフに相談すれば、粋なプロポーズの演出を手伝ってくれるハズ!
Kayumanis Ubud
つぎに訪れたのがウブドのカユマニス。町中の喧騒から離れ、バリ全開なガタガタ道がどんどん細くなっていき、ここにほんとうにホテルがあるのか?と思うような場所にひっそり佇むのがカユマニス・ウブド。ひとたびエントランスをくぐれば、そこには太古のジャングルの中に点在するヴィラが。まるでひとつの小さな村のような雰囲気は、完全に別世界。
ウブドでは、すべてナチュラルなものを使ったスパを体験!
「カユマニススパは先人の知恵と経験が育んだ美と健康に対する伝統的なテクニックを用いて、 人間が本来持っている様々な感性を呼び覚ますことに重点を置いたスパです。それぞれのメニューはアジアで古くから伝えられてきたバランシングと ヒーリングの文化やテクニックを基に、現代生活で疲れた心身に積極的にアプローチします。」
耳には鳥のさえずりや川のせせらぎをBGMに、目の前に広がる深いジャングルの緑に視覚を極限までリラックスさせ、5種類ほどあるアロマオイルの中から、自分の気分に合ったオイルを選んで全身マッサージするという、あらゆる感覚を刺激してくれるスパ。
わたしはヒノキのアロマが入ったオイルを選び、心ゆくまでリラックスした後は、ナチュラル素材を使ったスクラブで角質除去。ヨーグルトパックをしてからバラの花びらをちりばめたミルク風呂に入っていると、ホテルの名前でもあるカユマニス=シナモン風味のビスケットとジンジャーティーが運ばれてきた。極楽としか言いようのないスパ。最後に軽くシャワーを浴びると、日焼けでカサカサしはじめていたお肌がつるっつるのスベスベに。聴覚、嗅覚、視覚、触覚、味覚まで刺激してくれる最高のスパ体験でした。敷地内で栽培している摘みたてのハーブを使ったマッサージやパックのコースもあり、どこまでもナチュラルにこだわっているのがなによりおすすめのポイント。
そして、スパの後はディナーを堪能。ジャングルの中にある開放的なレストランで、とにかくどこへ行っても緑がいっぱいなのがうれしい。お食事は、こちらもボリューム満点、タイ、ウェスタン、インドネシアンのメニューが用意されていて、わたしはレモングラスで味付けされたタイ風の魚料理をチョイス。お値段もメインで1500円前後でお手頃でした。
最後に、どうしてもお伝えしたいことがふたつ。わたしがカユマニスをおすすめする最大の理由のひとつ目はホテルスタッフのすばらしさ。日本人スタッフが常駐していて安心なのはもちろんですが、ここのスタッフは本当に最高!どのスタッフもこのホテルで働くのが大好きだと言っていたのですが、だれもがほんとうに楽しそうに働いているのがなにより心地よい。スタッフの多くが何年もカユマニスで働いており、リピーターもひじょうに多いため、ゲストとスタッフが家族のような関係になり、私が訪れた日は、ゲストがホテルスタッフを招いてディナーを食べていました。
ふたつ目はなによりも自然のすばらしさ。ヌサドゥアのスタッフから聞いたのですが、ホテルの建設時、自生の木をなるべく残すように建設したそうで、そういわれてみれば、たとえばウブドのレストランでは、床から木が突き抜けて生えていたりするわけです。このホテルがあるかぎり、この敷地内の緑は守られるんだろうな、なんて思ったら、一種の自然保護区みたいな気がしてきたのでした。ハイエンドなだけでなく、旅先で最高な思い出をつくってくれるリゾートをお探しならば、ぜひ訪れてみてほしい場所です。
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