ワイル博士のナチュラルメディスン
アンドルー・ワイル著
春秋社
3107円
本は知識の源!と思い、本を紹介するカテゴリを作ったものの、全く追いつかず、すっかり放置気味なカテゴリでしたが、地道にやっていくことにします。本日ご紹介するのは、ナチュラル版家庭の医学とでも言うべき一冊。友人から誕生日プレゼントに、ともらった一冊でしたが、今や完全に家庭の医学がわりとなっています。
どんな本か、とりあえず、目次を並べて見るのが一番わかりやすいかと。
■何を食べるべきか
■何を飲むべきか
■空気と呼吸
■運動嫌いのための運動ガイド
■リラクセーション・休息・睡眠
■心臓発作を起こさない方法
■がんにならない方法
■簡単な自己療法
■ハーブの薬箱
という具合で、飽食の時代というべき現代社会に生活する我々が当たり前だと思って食べ、飲んでいるものの多くがいかに人体にとって有害で不必要なものなのかを思い知らされてくれる本です。この本を読んだ後スーパーマーケットに行ったら、並んでいる野菜、食べ物、缶詰、お菓子、飲み物全てが毒にみえてしまうかもしれません!でもそれが現実。
この本を読んで、甘いもの、牛乳とコーヒーを止めようと思いましたが、今の所、成功しているのは牛乳のみ、、、。この本の通りの生活をすることは、つまり結構はげしく自給自足なベジタリアンになることなんですが、まあ、その辺りは自分のさじ加減で。この本の情報のおかげで、ほんとうにこれはやめた方が良い、という食べ物や習慣がわかりました。 たとえば料理に使う油にもさまざまな種類があり、体にとって良い油、悪い油があるわけです。そういった普段の生活に取り入れられる健康情報が満載。
最後に、「良くかかる病気の家庭療法」という章があり、こちらでは、様々な症状から対応する処置を調べることができます。完全に家庭の医学ナチュラル版なわけです。便秘、頭痛、花粉症、情緒不安定から精力減退まで!どのような栄養素が足りていないのか、どんな食べ物を避けるべきか、ハーブや薬の使い方まで、出来るだけナチュラルな方法で治すための方法が書かれています。
スーパーで買い物できなくなってしまう可能性大!な本ですが、自然治癒力を高め、薬や病院の世話にならない生活に少しでも興味があるなら超絶おすすめ。目からうろこな情報満載です。