サーフィンの為に開発！サーフトレーニング

【サーフィンの為に開発！サーフトレーニング】
サーフィンって、どちらかと言えば、柔軟性なんて全然なくても大体出来るものです。でも、大体なんです。結局。柔軟性のないサーファーは動きもカチカチで、スタイリッシュではございません。　伸びやかで美しいサーフィンをする人には必ず柔軟性があります。

かくいう私はですね、柔軟性にはほとんどご縁のない生活を送っておりました。が、ここ数年、伸ばす気持ち良さを知り、今では最低一日1回、やりたいときは朝晩2回とか、びよ～ん！と伸ばすのが結構習慣になってきました。　それまでは、波乗り前のストレッチとか、全く意味が解らなかったですし、目の前で最高に楽しそうな波が割れてるのを尻目に、ビーチでひとしきりストレッチしてる人は、どちらかと言えば滑稽にしか思えなかったのです。

が、アレですね。歳を重ねるごとに、伸ばすことがいかに大切かがわかるようになるものです。まず、腰に来るわけです。私も何度かやられています。腰をやられはじめてストレッチの大切さに気づき、やってるうちに気持ち良くなって勝手にやるようになっちゃった。って感じ。今何も感じていない若者のみなさん。ホント、今すぐはじめて損はない。私のこのアドバイスを聞いといてよかったと思える日が必ずややってきますから。

さて、本日は、ストレッチのスの字も頭にないあなたから、やっぱり柔軟性やバランスってサーフィンに欠かせない！って気づいてるけど出来てないあなたに朗報。　フィットネスクラブに行けばヨガやらピラティスやらと様々なトレーニングプログラムが受けられるわけですが、こと、“サーフィン”に特化したトレーニング、なんていうのは見たことがないのではないでしょうか。　今回ご紹介するのは、サーフィンのために特別に開発された『サーフトレーニング』です。

インストラクターの佐藤秀男先生は、もとは水泳のコーチで、現在はフィットネストレーナー。これまでのフィットネスでの経験を活かし、プロサーファーのパーソナルトレーニングを開発したのをきっかけに、今までなかった、オリジナルのサーフトレーニングというジャンルを作ったのです。　Beach Pressでインタビューしたプロサーファー水野亜彩子さんも佐藤先生のトレーニングを受けています。

取材でお伺いした時私も参加させていただいたのですが、なんて言うんでしょう、難しい動きはないんですよ。目を閉じてバランスをとる訓練とか、目を閉じたまま様々な動きをしたりと言った誰にでも出来る動きなんですが、これが普段意識したことのない筋肉を使うし、日常生活にはないバランス感覚を訓練する動きで、なかなか上手くいかないわけです。　継続して通ってる生徒さんはみなさんほんと美しい感じでちゃんと出来ていて、間違いなくサーフィンに良い影響なんだろうな、と思いました。

先生曰く、サーフィンには3つの重要な要素があるのです。
1.　バランス
2.　柔軟性
3.　筋力
この順番でサーフィンの上達に大きくかかわってくるのですが、この3点を重点的に鍛えてくれるのが先生のプログラム。“サーフィン”をキ―ワードに考えられたトレーニングは、様々な要素を組み合わせて約1時間。柔軟性一つとっても、サーフィンの柔軟性は、バレエダンサーに必要な柔軟性とは違う。　たとえば、パドリングには肩甲骨の可動域が広いことが必要だし、体のひねりや、股関節の柔軟性が求められるので、そういった部分を重点的にトレーニングするための様々な動きが取り入れられている。

また、サーファーは、ボードの上で不自然な体勢を長時間とるため、腰をやられることが多いのですが、腰痛にならないためにも柔軟性はとても大切だそうです。やっぱりね。人間は30代ですでに代謝が悪くなり始め、40代でお腹周りに皮下脂肪が付くことで腰痛につながる。歳を重ねてもいかに健康でサーフィンを楽しみ続けることができるか。がこのトレーニングの目標です。継続してやることで、腰痛はかなり軽減され、体調もすこぶる良くなっちゃうという素晴らしい内容。クラスを紹介してくれた友人は、明らかにサーフィンが変わったと言っていました。

現在は、湘南、千葉で開催されていますが、今後は全国に広げられたら、とおっしゃってました。サーフィンに伸び悩んでいる方や、スキルアップしたい方、変なクセがついちゃってる人なんかにも絶対おすすめです！　年齢、性別問わず、誰でも気軽に参加できるので是非一度クラスを受けてみてください。　♥☮☀✿☯