サヌールの静かな住宅街にひっそりと佇むプライベートヴィラ、ザ・ガンサ。バリで最初の観光地として開発されたサヌールですが、クタ、スミニャックなど大規模に開発されたエリアへ観光客が移っていったため、比較的しずかに過ごせるエリア。空港、ウブド、チャングー、クタエリアのほか、雨季にはサーフポイントへのアクセスもいいのでサーファーには人気のエリアです。
今回ご紹介するのは、ガンサのクッキングクラス。クッキングクラスというと、何人かで集まって先生が料理を教えてくれる・・・というイメージですが、ガンサは完全なプライベートクッキングクラス。シェフがお部屋にやってきて、バリの伝統料理を教えてくれます。
こちらが今回宿泊させていただいたヴィラ。
というわけで、このお部屋でクッキングクラス開催していただいたんですが、キッチンへ行くと、見ているだけでたのしくなるような色とりどりの新鮮な食材が用意してありました。バリのお料理に欠かせないさまざまなスパイスたちを前に、食いしん坊先輩と後輩はどんなメニューなのか、かなり興味津々です。
つづいてシェフのワヤンブディさん登場。
今夜のディナーメニューのベースは、バリ料理に欠かせないバリニーズペースト。こちらをまず作ります。本来40種類くらいのスパイスとハーブをブレンドしてつくるんですが、今回のレシピでは約20種類を使用。ブレンダーにスパイス、ハーブを入れて粉砕したものを、ココナッツオイルでペースト状になるまで煮込んでいきます。このペーストをベースに、まず白身魚の煮込み料理と鳥ミンチのサテをつくりました。食いしん坊先輩、ペーストに入魂中。
つづいて最強においしかったサラダ!材料はこちら。フライドオニオン、ガーリックに、バリ料理に欠かせないシュリンプペーストが効いたビーンズのサラダ。
そして、デザートも。小麦粉と砂糖を水でといた衣をバナナにつけて茹でたものにココナッツフレークをまぶして、ココナッツシュガーのシロップをかけたもの。素朴でおいしい!
なんだかんだ、ほとんどシェフにお任せしてしまいまして、クッキングクラスというか、もはやプライベートシェフ状態になっていましたが(笑)。お料理が終わるタイミングで、ウェイターがやってきて、テーブルセッティングまでしてくれます。いたれりつくせりで、あとはビンタン開けて乾杯するだけ。食べた後はもちろんウェイターが片づけに来てくれるという、すばらしいシステム。
どのお料理もスパイスが効いててほんとうにおいしかった!お土産に、レシピとこちらのガンサロゴ入りエプロンいただきました。
左から:ガンサマネージャーのデニーさん、食いしん坊先輩、わたし、シェフ
おいしいごはんとビンタンビール飲んだら、眠くなってきて、食いしん坊先輩はオープンエアなリビングで鳥と虫の声をBGMに寝てしまったので、わたしはさっさとステキなベッドルームでお休みさせていただきました。
翌朝、この日も朝からサーフガイドを頼んでいたので、ガイドのお迎え前にお部屋でブレックファースト。レストランで食べることもできます。朝ごはんがこれまたステキでした。
フレンドリーなスタッフと緑あふれる静かなヴィラ。日本人スタッフが常駐しているので助かります。1週間の旅なら、そのうち何泊かをこんな優雅な過ごし方にあててもステキじゃないでしょうか。まして、そんな計画してくれる旦那さんや彼氏とかだったら・・・!相当株あがるハズ。