命の長さを決めるのは人間

アルピニスト野口健さんのブログが結構衝撃。でもこれが原発から20km圏内の現状。目を背けちゃいけない。と同時に、またあの堂々巡りの議論がわたしの頭の中ではじまったわけ。

とりあえず、ご一読を。かなりグロい。でもこれが現実http://blog.livedoor.jp/fuji8776/archives/52166029.html

あの議論、っていうのは、口蹄疫が流行った時に考えた肉食について。わたしは、食べるために飼われてた牛が、食べられる前に死んだらかわいそう、って言う感覚がわからないのです。賛否両論ある話ですが、これは私の意見、っていうか、ほんとにわからないの。何が違うのか。手塩にかけてそだてた牛が出荷前に死んだらかわいそうって?!乳牛を除いて、餓死した牛や豚はどのみち屠殺場行き。乳牛だって、あんな鉄柵に一生首はさまれてお乳搾られまくって死ぬんでしょ?!

政府はこのエリアの牛や豚を殺処分することにしてるらしいけど、その理由が面白い。
「原発が収束しても出荷できないから」

結局この子たちは、どのみち殺される運命ってことで、それが、食べるためなのか、そうじゃなくて、別の人間の都合かってこと。最終的にこの子たちの命を握ってるのは人間。

煩悩ですな。。。